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(LDL・生活習慣病・ダイエット)自費:精密血液 検査セット

自費診療:12,000円(税別)

自費診療だからこそ可能な以下の3種類の検査項目を追加することにより精密な検査結果を得ることができます。

レムナント様リポ蛋白コレステロール検査

レムナントとは「残り物」を意味し、VLDLやカイロミクロン(CM)などのリポ蛋白がリポ蛋白リパーゼによって分解されて生じる中間代謝産物の総称です。
レムナントリポ蛋白は健康な人ではすぐに代謝され肝臓に取り込まれますが、メタボリックシンドロームの人では血中に長時間停滞しています。動脈に侵入して脂質蓄積を起こすとされ、特に食後高脂血症の原因ともいわれています。
悪玉コレステロール(LDL-C)が活性酸素などで酸化変性してからマクロファージに取り込まれ、マクロファージを泡沫化させて動脈硬化を進展させるのに対して、レムナントリポ蛋白は変性を受けなくてもそのままマクロファージに取り込まれ、直接的に動脈硬化を発症・進展させます。よって、レムナントリポ蛋白は動脈硬化を引き起こす危険因子として最近注目を集めています。
コレステロールとともに中性脂肪(TG)を多く含むのが特徴で、特に高TG血症を伴う高脂血症、糖尿病、肥満でレムナントリポ蛋白が増加するといわれています。レムナントリポ蛋白に含まれるコレステロール濃度を測定するRLPコレステロール検査はレムナントリポ蛋白のおおよその量を知ることができ、動脈硬化性疾患やメタボリックシンドロームなどの診断に有用です。また、高脂血症でTG値が高い場合は、RLPコレステロール値を参考に治療薬剤が選択されます。3ヵ月に1回の測定が保険適用になっています。
ところで、RLPコレステロールは外因性レムナント(CMレムナント)を含むため、空腹時と食後の値に大きな差があります。健常者の血中RLPコレステロール値は食後3~4時間でピークになり、冠動脈疾患群ではピーク時がさらに遅れ、かつ継続します。検査結果を評価する際には注意が必要です。

酸化LDLコレステロール同様に動脈硬化に直結する泡沫細胞になる物質で、中性脂肪とLDLコレステロールの両方が高い患者様には有効な検査です。

高脂血症 表現型分類資料

リポ蛋白分画検査

脂質異常症と診断された後、リポ蛋白分画によって高脂血症のタイプ(表現型分類)ないし低HDL-コレステロール血症を決定します。
高脂血症のタイプはリポ蛋白の増加状態によって分類され、I型はカイロミクロン(CM)、IIa型はLDL、IIb型はVLDLとLDL、III型はレムナント、IV型はVLDL、V型はCMとVLDLが増加した病態です。
 
リポ蛋白は脂質と蛋白の複合体で、脂質含量が多いと比重は低く(軽く)なり、蛋白含量が多いと比重は高く(重く)なります。血清中のリポ蛋白はその比重によって軽いものから、CM、VLDL、IDL、LDL、HDLに大別されます。リポ蛋白の粒子の大きさはCMが最も大型の粒子で、比重が重くなるに従い粒子サイズは小さくなり、HDLは最も小型の粒子です。また、リポ蛋白はその表面に存在するアポ蛋白のアミノ酸残基を反映して陰性に荷電しています。この陰性荷電はLDL、VLDL、HDLの順に増加し、CMはほとんど荷電が認められません。
 
リポ蛋白分画は粒子サイズや荷電といったリポ蛋白の持つ特性を活かしてリポ蛋白を分離・分析する検査です。

表現型ⅡaⅡb
増加するリポ蛋白分画CMLDLLDL/VLDLRLPVLDLVLDL/CM
コレステロール↑〜↑↑↑↑〜↑↑↑↑→or↑
中性脂肪↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

どのリポ蛋白が増加しているかが判明すれば、およそ原因が分かります。高脂血症のタイプ分類は、食事療法や薬剤の適応を決めるのに用いられています。

脂肪酸分画(24分画)検査

脂肪酸検査とは、体内の脂肪酸バランスを測定する検査です。コレステロールや中性脂肪と同じように、脂肪酸は血液検査で測ることが出来ます。

体内には30種類ほどの脂肪酸がありますが、その中の必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6)のバランスは、体の状態や疾患リスクを知るための重要な指標であり、新たなバイオマーカーとして世界で注目されています。日本では特に循環器領域において大変重要視されており、動脈硬化症や心血管系疾患等の疑いがある方は、医療機関で「脂肪酸分画」という検査を受けることが出来ます。

しかしながら、本来は血圧やコレステロールなどと同じように疾患になる前に測定して状態を知ることで、重篤な疾患の予防に役立てることが重要です。

脂肪酸のバランスは、血圧やコレステロール、中性脂肪値、ヘモグロビンA1cなど他のバイオマーカーの数値と違い、食べ物の影響がすぐに現れるので、日々の食事で摂る脂質に少し気をつけるだけで数ヶ月で改善できます。さらに、脂肪酸バランスが整ってくると共に血圧や中性脂肪値が改善することが多いのです。

​日本ではまだ積極的に取り入れている医療機関は少ないですが、当院では心身の健康を保つためのバイオマーカーとして、脂肪酸の測定をお勧めしています。

精密検査セット内容

基本検査セット(保険)検査項目SRLスピッツ
生化学的検査(Ⅰ)包括TP(総蛋白)318血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括UA(尿酸)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括尿素窒素(血)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括クレアチンキナーゼ血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括アルブミン(血清)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括ナトリウム血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括カリウム血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括Cl(ナトリウムおよびクロール)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括血清鉄血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括T-cho(総コレステロール)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括LDLコレステロール血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括HDLコレステロール血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括中性脂肪(TG)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括総ビルビリン血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括AST血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括ALT血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括γ-GTP血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括クレアチニン血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)包括LD(血清/IFCC)血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)グルコース33血漿(灰・PF2)
血液学的検査(Ⅰ)HbA1C149血液(灰・PF2)
生化学的検査(Ⅰ)sd LDLコレステロール1164血清(茶・S09)
生化学的検査(Ⅰ)酸化LDLコレステロール1164血清(茶・S09)
生化学的検査レムナント様リポ蛋白Cho1074血清(茶・S09)
生化学的検査リポ蛋白分画296血清(茶・S09)
生化学的検査脂肪酸分画(24分画)2430血清(茶・S09)

※sd LDL / 酸化LDL / RLP-C を個別に希望の方は 各4,500(自費)・リポ蛋白分画 1500円(自費)・脂肪酸分画(24成分)7,500(自費)

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