先進医療とアーユルヴェーダのマリアージュ:医療アーユルヴェーダ
Dr.隂山の研究から判明した『ドーシャ』と『遺伝子』の相関性
高輪クリニック・グループ 主任医師であるDr.隂山は長年 伝承療法と先進医療を組み合わせて難治性疾患の治療に取り組んでおり、その研究の中で『人間の肥満に関連する3つのDNAの変異』とアーユルヴェーダにおけるトリ・ドーシャに深い相関関係があることを発見。論文として発表しています。
先天的ドーシャ(プラクリティ)と後天的ドーシャ(ヴィクリティ)
遺伝子と腸内フローラ環境
アーユルヴェーダでは『ドーシャ』の乱れから『体調に異変』が起こると考えられており、後天的に変化するドーシャが存在することがわかります。この後天的なドーシャの変化には腸内フローラ環境が大きく関連していると品川メディカルクリニックでは考えており、腸内フローラ環境を整えることにより、過敏性腸症候群・潰瘍性大腸炎や各種アレルギー性疾患、うつなどの難治性疾患だけでなく、ダイエット・美容・美肌などに多くの効果効能が期待できると考えています。
1人1人の体質を見極める豊富な検査
口腔内の細菌環境を分析することにより、虫歯や歯周病・口臭などといった口腔内の問題だけでなく、肥満・動脈硬化・アルツハイマーなどのリスクまでを解析する検査です。口腔内のフローラ環境は腸内フローラ環境にも大きな影響を与えることが知られています。
人間の腸内には多種多様な細菌が生息しています。たくさんの細菌が住んでいる様子が「お花畑([英]flora)」に見えることから、腸内に生息する細菌叢(さいきんそう)は「腸内フローラ」と呼ばれています。
腸内フローラの種類は1000種類以上、その数は約100兆個とも言われています。細菌たちには「エネルギー産生」、短鎖脂肪酸・ビタミン類・セロトニンなどの「物質代謝」や「免疫調整」、「感染症予防」、「肥満予防」など様々な働きがあります。
近年、国内外の研究によって、様々な疾患と腸内フローラの関連が解明されてきています。
大腸がん、潰瘍性大腸炎など腸に関わる疾患のほか、動脈硬化、糖尿病、アレルギー、鬱、リウマチ、認知症など、腸内フローラとの関連が解明されている疾患は多岐にわたります。
品川メディカルクリニックでは、グループ内の検査施設で『ダイエット遺伝子検査』・『クロニンジャー遺伝子検査』・『プレミアム遺伝子検査』・『ApoE 遺伝子検査』など各種遺伝子検査を通じて、1人1人の体質の根源となる遺伝子情報を分析し、治療内容に反映しています。
各種血液検査:
『sd LDLコレステロール検査』・『酸化LDLコレステロール検査』、および肝臓・膵臓・胆嚢などの機能を調べる血液検査を組み合わせ、現在 体内を巡る血液の状況を確認することで、体内の炎症・酸化から『生活習慣』・『ストレス』などの影響を分析し、治療内容に反映します。